政治家の個人的物語
2024-09-23


Master Key to Self-Realization についての紹介は、発売時期が決まりましたら、残りを書きます。


9月は自民党の総裁選、立憲民主党の党首選ということで、ネットで候補者の皆さんの発言が掲載されている。それを時々読んで、一人で突っ込みを入れて笑ったり、彼らの個人的物語(目標、夢、自己イメージなど)が何なのかを想像したりしている。

普通、人間には自分なりの人生の物語がある――自分はこんな人生を送りたいとか、こんな人間になりたいとか、こんなことを人生で実現したいとか。当然のことながら、政治家の皆さんも、庶民と同じく普通の人間である。だから、彼らにも人間として、そして、政治家としての物語が一人ひとりあるはずだ。

たとえば、岸田首相は、とにかく昔から首相になりたかった、つまり、「首相になる」ことが彼の人生の、そして政治家としての夢(物語)だったそうだ(と前に読んだことがある)。首相になって、何かやりたいことがあったわけではなく、とにかく「首相という地位」に憧れ、それになりたかった。そして、彼は自分の夢を実現して、首相として特にやりたいことがあるわけでもないので、(選挙で自民党が大敗北して)みじめになる前に、今回退陣を決意したのもうなずける話だ。


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