スピリチュアルな探求――自分にとっての最後の教え
2010-03-10


ラメッシの教えの中心、「すべては神の意志」は、親鸞のいう「南無阿弥陀仏の念仏」を唱えて、すべてを阿弥陀仏におまかせして、善悪を判断しないというのと同じなのだ。

「すべては神の意志」として、日々起ることに逆らわず、できるかぎりエゴ的人間的善悪の判断をしないで流れていくと、何と物事はシンプルなのかと、神の恩寵、アメージング・グレースに対して感謝の念がわき起らざるをえない。

このように私自身にとっては、スピリチュアルな探求はよい場所(天国)に落ち着くことになったので、実りあったと言えるが、それでも、私はスピリチュアルな探求を、それに関心のない人に決して勧めたりはしないし、勧めるものでもないと思っている。多くのリスク、横道を孕んでいるからだ。スピリチュアルな探求者たちがその人にとっての最後の教えにたどり着いて、その探求が実りあるものになるかどうか――それこそ、それは神の意志、運命によるのであろう。

[お知らせ]
「誰がかまうもんか!――ラメッシ・バルセカールのユニークな教え」(ナチュラルスピリット発行)は、全国の一般書店、ネット書店、スピリチュアルブック専門書店ブッククラブ回等で購入できます。定価:本体価格2500円プラス税 

*ナチュラルスピリット社のご好意により、「誰がかまうもんか!――ラメッシ・バルセカールのユニークな教え」の本の目次を次のサイトで公開しています。http://www.simple-dou.com/CCP024.html

関連サイト
 
ラメッシのアメリカ人の弟子、Wayne Liquormanのサイト(英語)
http://www.advaita.org

ナチュラルスピリット
http://www.naturalspirit.co.jp

ブッククラブ回
http://www.bookclubkai.jp







戻る
[精神世界]

コメント(全8件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット