2010-03-10
ラメッシの教えの中心、「すべては神の意志」は、親鸞のいう「南無阿弥陀仏の念仏」を唱えて、すべてを阿弥陀仏におまかせして、善悪を判断しないというのと同じなのだ。
「すべては神の意志」として、日々起ることに逆らわず、できるかぎりエゴ的人間的善悪の判断をしないで流れていくと、何と物事はシンプルなのかと、神の恩寵、アメージング・グレースに対して感謝の念がわき起らざるをえない。
このように私自身にとっては、スピリチュアルな探求はよい場所(天国)に落ち着くことになったので、実りあったと言えるが、それでも、私はスピリチュアルな探求を、それに関心のない人に決して勧めたりはしないし、勧めるものでもないと思っている。多くのリスク、横道を孕んでいるからだ。スピリチュアルな探求者たちがその人にとっての最後の教えにたどり着いて、その探求が実りあるものになるかどうか――それこそ、それは神の意志、運命によるのであろう。
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