シャルル・アズナヴールin 渋谷
2016-07-08


 フランス語という言語は、普通にしゃべっていても歌のように聞こえてしまうことがあり、それが歌になると、さらにロマンチックに響く。そしてシャルル・アズナヴールが歌うとさらにさらに非常にロマンチックに聞こえ、目を閉じて聞いていると、まるでフランス語で愛を告白されているような(笑)感じになるのだ。休憩なしで濃厚な1時間半の「愛の告白」。92歳のおじいちゃんは元気なのに、聴いている私のほうが、(私は音楽を聴く集中力がそれほどあるほうではないので)、途中休憩がないので少し疲れてしまった。

コンサートは終わりに近づくにつれて、会場の雰囲気は、ファンの人たちの「これでシャルル・アズナヴールの生の姿を見るのも最後だ」という寂しさ、そして彼が92歳でこんなに元気であることの感動がミックスしたようなものが盛り上がっていったように、私には感じられた。子供の頃から歌い始め、80年以上を歌に捧げた人生を歩いた人への敬愛が会場には満ちていた。

高齢でもなお情熱を失わず格好いい人を見るのは楽しい。92歳の元気で粋なおじいちゃんの歌を聴いた贅沢な夕べでした。
[ あ様のご質問への答え]

ラメッシのPointers From Nisargadatta Maharaj (ニサルガダッタ・マハラジの教え)の本は、一応出版社のほうからは出す意向というお話は聞いています。ただ、前にも書いたことがあるように、海外出版物の翻訳出版の世界は、読者の皆様が思う以上に非常に複雑な世界(笑)で、読者の皆様に翻訳本をお届けするまでの道のりが非常に長いのです。そして残念ながらというか、そのプロセスを誰もコントロールできないのです。いつ出るかは、それこそラメッシが言うように「神の意志」です。すでにPointers From Nisargadatta Maharajの翻訳は終わっていて、非常に素晴らしい本なので、読者の皆様に少しでも早く翻訳本をお届けしたいと私も願っていますが、今述べたような事情ですので、末永くお待ちいただければ、幸いです。(シンプル堂)

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