ラメッシ・バルセカールPointers From Nisargadatta Maharaj(6)
2020-02-29


〔お知らせ〕

*予定していました、3月15日、3月20日の会は開催中止です。

*Pointers From Nisargadatta Maharajは、「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」(ラメッシ・バルセカール著 ナチュラルスピリット発行)というタイトルで、3月中旬発売予定となりました。本体価格:2,550円(用語解説と訳者あとがきも含めた本文ページ数、378ページ)

目次は下記のサイトに掲載してあります

http://www.simple-dou.com/CCP052.html

「意識は語る――ラメッシ・バルセカールとの対話」電子書籍版発売。

「意識に先立って――ニサルガダッタ・マハラジとの対話」電子書籍版発売



本書、「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」を読んでいると、うっかりすると、これがラメッシ・バルセカールの本だということを忘れてしまいそうなくらい、ラメッシはマハラジと融合してしまっている。

本書についての最後のブログは、以前にも何度か書いたが、著者であるラメッシ・バルセカールについてである。

初めて彼のサットサンに参加したとき、彼の自宅でのサットサンがあまりに心地よくて、彼のサットサンにずっと通うために、日本の生活を引き払って、ムンバイに引っ越したいと一瞬は思ったほどだった――ちょうどストレスの多い時期で、自分を取り巻いているすべてが嫌になって、日本脱出が魅力的な現実逃避に思えた。けれど、歩いているだけで、呼吸困難になりそうなムンバイの耐えがたい大気汚染を見て、その考えはすぐにあきらめた。

その最初に行ったサットサンの帰りの飛行機の中で、明確に降ってきたメッセージとは、非二元の教えに関して、ラメッシ・バルセカール以後にもはや私が会いに行くべき先生はいず、読むべき本もないということだった。それからもう一つは、「誰もありのままの自分以上にはなれない」、「誰もが神に造られたままの存在であり、あらゆる瞬間に神の意志によって生きている」というメッセージだった。

スピリチュアル系の仕事をしていると、どうしても自分自身にスピリチュアル的な自己イメージを与えがちで、こうあるべきという自己イメージを自分が満たせないときに、それが大いなるストレスになることがよくある。私がこの時期陥っていたストレスとはたぶん、そういう種類のものだった。

ラメッシのサットサンに参加して(彼とはほんの少し話しただけだったけど)、そのストレスがものすごく軽減したことがわかり、それだけでなく、突然、ラメッシの本を出そうという元気まで出て、彼の本を出すために次の数年間、奔走した。


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