恐怖ビジネス2
2022-09-11


[イベント]
オンライン「私とは本当に何かを見る実験の会」
2022年9月25日(日曜日)午前9時から午前11時

オンライン「非二元の探究―ニサルガダッタ・マハラジの教え」

2022年9月29日(木曜日)午後2時から午後4時

2022年10月9日(日曜日)午前9時から午前11時

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「恐怖心を甘く見るべきではない」と、私はいつも自分に言い聞かせる。人間が強い恐怖心に掴まれ、理性を一瞬でも失うとき、私たちは簡単に「恐怖ビジネス」の餌食となる。

よくある「恐怖ビジネス」は、高齢者を狙う「振り込め詐欺」とか「集金詐欺」である。こういう詐欺に引っかかった高齢者の話がニュースで流れるたびに、「これだけ警告されているのに、どうしてこんな詐欺にひっかかるのだろうか?」とか、「どうしてお金を払う前に、確認しないのだろうか?」と思う視聴者は多いだろうと思う。

しかし、自分が一番執着(心配)している物や人、たとえば、子供(たいていの場合は息子)に何かが起こったと聞かされたとたん、理性がふっとぶ高齢者はたくさんいる。「今すぐにお金を払わなければ、息子の人生がダメになる」という強い恐怖心を詐欺師に掴まれ、簡単に相手の言うことを聞く心理状態になるのである。たぶん、「子供(息子)」という言葉で、詐欺られる高齢者は、普段から心配症で、「自分はよい親である」という自己イメージが非常に強い人たちであろうと想像できる。

それから、私たちは一般に権威というものにも非常に弱い。世の中で権威ある仕事だとされている職業名――警察、弁護士、市役所、銀行、政治家など――を出されたとたんに、その人たちの言う言葉は「権威のある正しいもの」、「信じてもOK」なものとなる、というより、「信じないと、大変なことになる」という恐怖心を掴まれる。


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